水平にひろがる日常
なにも変わらなくていいとしたら。
なにも仕事しなくていいとしたら。
このままのわたしでいいとしたら。
平穏に歩くだろう。
ケーキを作るだろう。
パンを作るだろう。
天気を感じるだろう。
雨の音を聞き、雨に濡れた土の匂いをかいでいるだろう。
風が頬にあたるのを感じるだろう。
空気の中の湿度を感じるだろう。
退屈という言葉は存在しなくなる。
気温、湿度、太陽の光の量、それだけとってみても、一瞬ごとに変わっていく。
変化 を感じられることが、この世界のごちそうだ。